COVID-19が免疫系に与える影響
World Health Networkによると
COVID-19 and Immune Dysregulation, a Summary and Resource
でCOVID-19が免疫系に与える影響と、それがどのように患者の体に影響を及ぼすかについて詳しく説明してある。
抜粋してみる。
- COVID-19は、ウイルスが体内に侵入したときの免疫系が反応する方法を変える。免疫系の調節を乱すので、これにより免疫系が適切に機能しなくなる。
- 免疫系の調節が乱れると、体は自己を攻撃する可能性がある。これは、自己免疫疾患と呼ばれ、体の組織や細胞を破壊する。
- COVID-19の重症患者では、免疫系が過剰反応し、体全体に炎症を引き起こすこともあり。これはサイトカインストームで知られている。
- COVID-19はまた、免疫系の一部であるリンパ球の数を減少させることがある。これにより、体は新たな感染症に対抗する能力を失う可能性がある。
- これらの免疫系の問題は、COVID-19の長期的な影響の一部であり、回復後も続くことがある。これは、いわゆる「コロナ後遺症」の症状の一部を形成する。
免疫が落ちたのは感染対策のせいだとか言っている人に教えたらいい。
結局、基本に戻れということ
感染対策が免疫力を低下させるとの誤解が一部で見受けられるが、これは大きな誤り。
むしろコロナが免疫を阻害している。
感染対策を怠ると、それは個々人だけでなく、社会全体に多大なリスクをもたらす。
例えば、一人の感染者が免疫系の異常を持つと、その人が新たに感染症を引き起こすリスクが増えるだけでなく、新たな病原体がコミュニティ全体に拡散する可能性も高まる。
これは新たなパンデミックのリスクを高めるだけでなく、その影響は国力にまで及ぶ。
具体的には、国民一人ひとりが健康でなく、または免疫系が弱体化して新たな感染症に対して脆弱であると、それは国全体の健康、生産性、さらには経済全体に影響を及ぼす。
労働力が減少すれば、生産性も下降し、経済活動は停滞し、それは国力の低下を意味する。
また、子供たちへの影響も見逃せない。
子供の免疫系は発達途上で、大人に比べて感染症への脆弱性が高い。
さらに、新型コロナウイルスのような重篤な感染症は、子供たちの学習能力や心理的健康に影響を与える可能性がある。
これは子供たちの長期的な成長と発展に悪影響を与える。(学級閉鎖連発してたら学ぶ機会が減る。友達が後遺症になって笑顔が減れば嬉しいか?)
一方、マスクの着用は、感染対策の一環として非常にコストパフォーマンスが高い。
手に入れやすく、正しく着用することで感染リスクを大幅に低下させることが可能。
これは感染拡大防止の重要な手段で、他の対策と組み合わせることで、その効果をさらに強化できる。
感染症対策は免疫力を下げるのではない。むしろ全体的な健康を維持するための重要な工程。
感染症対策を怠ることは、個々人だけでなく社会全体をリスクにさらすこととなる。
したがって、感染症の拡大防止は個人だけでなく、社会全体の健康と安全を守るための重要な措置なのだ。
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