私のメルカリ失敗談(取引相手がクレーマーかつ、盗人)
メルカリでやらかした話するよ。そんで、教訓まとめました。
最初にまず教訓をリストにします。
以下の長文読みたくない人は手っ取り早く、これだけを守ればいいです。
メルカリ鉄の教訓
- 取引相手に情けをかけない。
- 梱包は、文句のつけようがない状態で。
- 返金ページなんて作らない。
- メルカリからの返事を待たずに話を進めない
以下、教訓の元になった取引を振り返ります。
今回わりと高額な商品を出品したんですね。(一万オーバー)
ほんで商品を自分で梱包してね。コンビニで送ったんですね。
するとね。
「発想者の梱包がおかしいので商品が汚れている」
と買い手からクレームがきたんですわ。
ネットオークションをかれこれ10年近くやってますが、今まで誰からもそんな文言、言われたこと無いんですがね。
(むしろ梱包を褒められることはありましたが……)
「めんどい客に当たったかな」と思いました。
だから私は
「返品処理するのでメルカリにキャンセル願い出しましょう」
と相手に伝えて、メルカリに連絡入れたんですね。
でも一週間待っても、メルカリから連絡なんて一向に来ないんですね。
*メルカリはキャンセル扱いされると損害が出るので極力キャンセル受付なんてやらんのです。バカタレめ。
だからね、どうしたらいいかなぁって考えたんですよ。
そんで「返金と返品を個別対応するか」って決めました。
だから、私は買い手に
「メルカリの対応待っていても仕方ないので、返品の出品してください。そちら、手数料あるんで高めの値段設定で結構です」
と連絡したんですね。
コレがアカンかった!!!!
私どんだけ譲歩しとるんや!今考えても相当、あまちゃん!
と言ってもね、正直めんどくさすぎて早く取引を終わらせたかったんですね。
ちなみに、この連絡するまでの間に取引相手と
梱包状況の確認やヤマト運輸の保証を受けるための、商品価値の問い合わせ先の確認も、こちらから行いました。結局、取引相手がヤマトの保証は受けたくない言うて、それを易易と飲んでしまったのも落ち度なんですがね。
でも結局、私の梱包状態の責任かどうかは有耶無耶なまま。
もしずーっと平行線だったら、そこに責任があるのか、誰が判断するんだ?って話ですよね。
まぁ私がゴネれば究極的にはヤマト、コンビニ、メルカリを当事者とした訴訟沙汰になるなぁと思ったんですね。
発送者、運送者、発送中継者、掲載商品と実際の商品に差異がどれだけあるかの問題等、係争点はたくさんあるわけで。
もしそうなったら、面倒すぎるし、そんなら返品してもらおうと思ったんです。
でもメルカリは連絡くれない。だから苦渋の決断だったわけですよ。
多分、メルカリが返信しなかったのも、相手が相当な長文メッセージを送りまくっていたのことが一つの理由だと思います。事務局も事態を把握するのに時間がかかるのも察しますけど……
まぁ、相手は納得したのか
「分かりました。返品出品しました」
と返品用出品完了の連絡を送ってきました。
私はこの時
「ちゃんと返品する商品名で返品ページは作ってくださいね」
と念を推していました。
この後、返品出品が私の検索に引っかからない設定になっていて、それの解除等を伝えてあげないといけませんでした
(これまた、スーパーめんどくさかった)
そして、紆余曲折を経て、私が返品出品を落札しました。
ほんで、お金も振り込んで商品の到着を待ちました。さようなら一万オーバー+α……
そんで「ちゃんとこちらに届くといいなぁ」と待っていたんですね。
そんで、その待ってる間にメルカリから連絡がやっと到着。
さて、メルカリ事務局はどのような解決方法をくれるのでしょうか?
その内容はこれでした。
「サポート外のことをしたら、当事者で解決しろ」
ということです。
まぁこのご時世、イケイケドンドンな私企業なんてみんなそうだよね。
おたくらが素早くサポートしないからこうなったんだけどなぁ……はぁ
まぁとにかく、私は待ってたんですね。
相手から返品されるのを。
そしてね
相手から届いたものは……
なんと
ゴミでした!!!!
比喩的な意味ではなく
「マジのゴミ」
それも、私が梱包した時に使った梱包材をぐちゃぐちゃに丸めたもの!
中身は無し!すっからかん!
笑うしかない。
「もしかして、入れ忘れてんのか~い?」って思い
私は早速
「商品が入っていません。ご自身で梱包しましたか?」
と取引相手にお伝えしたんです。
するとね、取引相手からは
「確かに入れました。スムーズな取引をお願いします」
とわけの分からない連絡が到着!
私は
「○○様。
もしかすると、○○様と私の間で、返金ページの理解に齟齬があるのでしょうか?
私は、返金用ページで破損商品を送り返していただけると思っておりました。そのため、○○様には学位記の出品をお願いいたしました。
その返品取引が完了すると、○○様に返金が済むことになります。
その後、最初の出品ページの取引を完了させていただく、という認識でした。
認識に齟齬がありましたでしょうか?
ご回答のほどよろしくお願い申し上げます。
また、もう一度送付していただく際も、着払いで結構です。
よろしくお願い申し上げます。
」
と送りました。
すると相手から。
「初めに購入ページからお取り引きをさせて頂いたお品は、ヤマト運輸着払いの領収書以外は、全て返送しております。コンビニ発送などではなく、メルカリ便の自宅集荷が三件ありました日に、メルカリ便をヤマト運輸が担当をしており、ヤマト運輸とは10年以上、私の自宅兼事務所で集荷配送契約を結んでいるゆえ、最も確実にご返送が叶うよう、メルカリ便の集荷にあわせ、ご返送をしております。濡れて変色をしておりました○○○は、再度の雨濡れが起こらぬよう、透明のテープつきビニールに包み、段ボールやサランラップと共にピンクのビニールバッグに入れ、さらにエコ配の資材で梱包をし、届いた際は品名が小物でしたが、返送の際は文具と梱包資材と記載し、出品IDも返送用のIDも返品の旨も品名に記載をしております。
返金ページを作成するご提案を頂きましたが、確かメリカリの推進する返金の方法ではないので、運営さまにお伺いをしようと思います」
私、これ読んで呆れてしまったんですね。
相手から送られてきたものに、ビニールに包まれたものなんて無かった。
送られてきたのは紙袋に包まれた、ゴミですよゴミ。
しかも、この期に及んで運営に連絡するというね。
運営からのメール見たんかお前は?と思っちゃったんです。
私はこう返しました。
「
メルカリのサポート外のことをしてしまったのは迂闊でしたが、「メルカリがなかなか返金に応じないケース」を考慮しての判断だったことをご理解ください。
メルカリからのメールである
—
おそれいりますが、返金用ページの出品はお客さま独自の取引方法(メルカリで推奨していない取引方法)のため適正なサポートができません。
返金用ページの作成により商品代金を相殺している場合は、引き続き取引相手とお話し合いのうえ、取引完了までご対応ください。
—
からも分かる通り、メルカリのスタンスは
「サポート外のことをしたら、当事者で解決してください」
というものです。
よって、○○様が運営に問い合わせるのはご自由ですが、同じような返事が来ることが予想されます。
現在、私達は返金ページでの返品を承諾したので、返品返金処理は当事者である私達に任されているはずです。
」
わざわざこう送ったんです。
サポート外の取引になってしまった以上、当事者で解決すべきだと。
でもね、私の内心がこう囁きます。
「もう時間のムダや。もうこいつにゃ、話が通じない」
私は首を縦に振ることにしました。
ほんで、商品も諦めました。クレーマーに対する泣き寝入りですね。
そして、その旨をお伝えしたんです。
「もう○○○の返送は、結構ということにしたいです。
返送も、受取完了ということにしたいですが
その条件として
私の出品した○○○を受取完了にしてください。
その際は、即座にこちらの返品取引を完了にします。
○○様の評価も良いにいたします。
もうお互いに時間も労力も勿体無いので
最後の交渉にしたいと思います。
よろしくお願いします。」
こう送りました。
するとね。
「購入させて頂きました取引メッセージにおいて、キャンセルとのご提案を頂戴した際にご評価に関しましても良いで完結させたい旨をお伝えしております。このご返金方法がメルカリが推奨しているものではなかったことも踏まえ、どのようにすべきか運営さまにご進言を頂ければと、先ほど私からもメルカリにお問い合わせをした次第です。こちらにお伝え頂きましたように、当事者間でという解答が参る可能性もございますが、先に出品ページを私から受取のご通知を申し上げ、その後にこちらのご提案を頂きました返送返金のページは真に完結いたしますでしょうか? ○○○がないとの報告を受け、完結に至れますでしょうか?」
とね。
もう早く終わらせたい私はこう言いました。
「○○さまから受取通知いただければ、こちらの取引はかならず完結させますのでご安心願います。その際、こちらから○○の有無はもう問わないことを約束します。(こちらといたしましても、正直もう不用品なのでどうでもよいことです)
○○には私めの連絡先等もお伝えしておりますので、もし返金取引が完結しないなどということがありましたら、少額訴訟なり、なんなりと受け付けます。(ヤマトから受け取り時、こちらの身分証を見せているので、お伝えした連絡先は正しいことが保証されています)」
相手から、最後のメッセージが来ました。
「円満な解決に至れるお約束を頂けましたので、受取通知を申し上げます。」
その後、相手から受取通知が来ました。
これで相手からの入金が確認されました。
次に私が、約束通り、返品出品の受取通知を送りました
(繰り返しますが、返品なんてされてないのにです)
ほんま、腹たってきたわ!
なんで私がこんな損しなきゃアカンの!!!!
・・・・・・・・・・・・・
相手が得たもの
・出品物
・返金時の差額(数千円ですが)
私が失ったもの
・出品した商品
・返金時の手数料(5000円)
・ゴミの返送費用(1000円)
・膨大な時間
(必要のない手続きに5時間は使った……)
ゥォォォォイ!!!!!
丸儲けの逆
丸損やんけ!!!!
ホント、めんどくさいことに巻き込まれたよトホホ……
でもね。分かった。
やっぱりこれを守ればよかったんだよな、と……
鉄の掟
- 取引相手に情けをかけない。
(世の中にはクソみたいなやつがいる!理不尽なクレーマーに対する返金なんて考えない!) - 梱包は、文句のつけようがない状態で。
(訴訟にも負けないように!できれば、発送時の写真を撮るのがよいでしょう)
今回、ちょっと梱包に自信が無かったのも痛い点。 - 返金ページなんて作らない。
(メルカリの対応をひたすら待つ!出品側なら、結局のところ金銭的な損はしない!) - メルカリからの返事を待たずに話を進めない
(メルカリはクソだが、自分が損をするよりマシ!)
あとがき
はぁ。やっぱりムカついてきたなぁ。
取引相手が微妙な梱包だったら、クレーム付けて商品ぶんどって儲ける作戦では?
なんて勘ぐってしまいますよ。
私は、今回のトラブルで、皆さんに注意を投げかけたい。
メルカリには売り手でもトラブルに遭う危険性があります。
特に高額商品は出品するのを控えたほうが無難かもしれません。
売り手としては、商品破損したと言われても、破損の確認のしようがないんです。送り返してもらう以外に。
しかし、相手が本当に送り返すかどうかなんて売り手にはわからないんです!
「返品しましたよ!」と強弁される可能性もあります。なんせ、高額商品なら転売にも利用できますしね。
悪党は、簡単に宝物を放してくれないんですね。
おしまい!
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